FXグローバルコード・欧州の各中央銀行がコミットメントを表明

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最終更新日 2018年2月10日

FXグローバルコード

FINANCE MAGNATESは2月6日、各国の中央銀行がFXグローバルコード遵守への声明を発表し、取引先金融機関の参加など、コード導入への第2段階が始まっていると報じている。

欧州主要国が遵守を表明

国際決済銀行(BIS)が策定を進めていた「グローバル外為行動規範(FX Global Code)」が昨年5月に発表された。

民間セクターの市場参加グループと共同し2年がかりで行われたこのガイドラインは、堅牢で公正、流動性が高く、オープンでクリーンなグローバルFX市場を目指して作られたものだ。

ヨーロッパでは英国中央銀行、欧州中央銀行(ECB)を始め、チェコ国立銀行、スペイン銀行、キプロス中央銀行、オーストリア国立銀行、ポーランド国立銀行、ルーマニア国立銀行もFXコードの正式な遵守を発表した。

公正で流動性のある取引を

これにより中央銀行との取引を行うためには、FXコードを組み込み遵守する必要がある。

もともとFXコードが開発された背景には、グローバル銀行のFX不正操作などで数十億ドルの罰金が科されたことから見直しが行われたものであり、中央銀行との規範ラインを制定する必要があったからだ。

英国中央銀行では、「FXグローバルコードは公正で流動性があり、すべての市場参加者にとって有益であるため、定期的な取引先にコードへの導入を期待する」と述べている。

(画像は写真ACより)

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