3月の米雇用統計 就業者数の伸びが予測を下回る結果に

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最終更新日 2018年4月10日

非農業部門の就業者数 10万3000人増にとどまる

米労働省が4月6日に発表した3月の雇用統計によると、非農業部門の就業者数(季節調整済み)は10万3000人増加した。市場予測は17万人の増加で、市場予測を下回った。

2月の非農業部門の就業者数(季節調整済み)は32万6000人の増加で、3月の伸び数は大幅に低下した形だ。また、昨年1年間でみると、1か月あたりの就業者数の増加は平均で20万2000人となり、雇用状況は堅調と言える。

また、3月の失業率は、2月と同数値である4.1%で、低水準を維持している一方、平均時給はこの1年間で2.7%の伸びにとどまった。以前は、平均時給が年間で4%程度上昇していた。

雇用者数の増減を業種別にみると、製造業とヘルスケアがそれぞれ2万2000人増加した。一方で建設業は1万5000人減少した。

米ドル指数は伸び悩みの状況に

3月の雇用統計が市場予測と比較すると低調にとどまったこともあり、ドルは伸び悩みの傾向がみられた。

先週末、米ドル指数は90前後を推移している状況となった。その一方で、米ドル指数は今後、91に達するとの見方もある。

(画像はThe Washington Postより)

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The Washington Post
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MarketWatch
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