2月の米消費者態度指数99.9 失業率改善と賃金上昇が影響か

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最終更新日 2018年2月20日

指数は前月比で約4ポイントの上昇

米ミシガン大学は2月16日、2月の米消費者態度指数を99.9と発表した。

先月の同指数は95.7で、前月比で約4ポイント上昇した。また、同指数は、2004年以来、2番目に高い水準となった。なお、ロイターは95.5と予測していた。

同指数が高水準となった要因としては、失業率が改善していること、また、労働者の賃金が上昇していることがあげられる。

2月2日に米労働省が発表した雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は前月比で20万人増加し、失業率は4.1%と低水準を維持している状況だ。

これらの要因により、米においては消費マインドが高まっている状況だ。

指数の発表を受け、ドルは主要通貨に対して上昇

同指数の発表を受け、米ドルは、主要通貨に対して上昇傾向だ。

2月16日の時点において、ユーロはドルに対して0.51%下落し、1ユーロ=1.2440ドルに、ポンドはドルに対して0.50%下落し、1ポンド=1.4040ドルとなった。

また、米ドルはカナダドルに対して0.45%上昇し、1米ドル=1.2545カナダドルとなったが、これについては、原油価格の上昇が影響したとみられる。なお、ドルは円に対して0.03%下落し、1ドル=106円30銭で取引された。

(画像はCNBCより)

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