最終更新日 2018年7月20日
トレーダーの大半がいつかは抱く疑問
Action Forexは7月17日、通貨取引で使われる一般的な考え方を二つに分け、その違いを説明した。
価格のチャートを見て決めるかそれともテクニカル指標を使うべきか、多くのトレーダーが一度は考えてみたことがあるだろう。この問題に関しては良質なFXサイトの多くが、それなりの量の議論を掲載している。
大まかに分けると、価格行動とテクニカル指標利用の二つがある。
価格行動と言っても人によってやることは様々だが、基本的に価格変動のチャートをにらんで、グラフの頭と肩だとかローソク足、サポートとレジスタンスなどを見極めていく方法だ。一方、テクニカル指標には、古くからある移動平均値とかオシレーター、最近ではさらに高度な指標もある。
初心者の多くはテクニカル指標の利用から
価格変動タイプの取引には、経験と市場原理などに関する知識が必要になる。このため初心者は売り買いのタイミングがわかりやすいテクニカル指標に基づいた取引から始めることが多い。
しかしテクニカル指標では、大局的な価格の動きが見えにくいという難点がある。
最終的にどちらの方法を取るにしても、目的は同じで利益を上げることだ。方法の変更を考えている人の意見を聞くと、どうやら「隣のバラは赤い」、つまり現在の成績に不満でもっと利益を上げたいということのようだ。
実際にどちらの方法でより利益が上げられるか、実証した例はない。どちらの方法をとるかより、自分の取引方法をよく理解することの方が重要だろう。
(画像はcommons.wikimedia.orgより)
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