英のジョンソン外相が辞任 先行き不透明感によりポンド下落

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最終更新日 2018年7月11日

英議会では、デービスEU離脱担当相が辞任したばかり

7月9日、英のジョンソン外相が辞任した。英議会ではデービス欧州連合(EU)離脱担当相が辞任したばかりだが、同担当相の辞任に続いて同外相が辞任を表明したことにより、メイ首相は驚きを隠せない様子だ。英BBC放送が報じた。

英は、2019年3月29日にEUから離脱する予定だが、現状、英とEUの間ではEU離脱についての大枠が定められていない状況だ。

EU離脱に関する同首相の方針は、EUとの間で摩擦を避け、EUのルールに基づき、協調路線をとることだ。

しかしながら同外相は、EUに協調する路線については反対の姿勢を示している。

同外相は、EU離脱について「EU離脱ではなく『準』EU離脱だ」と批判した。

今後、EUとの離脱交渉が円滑に進まない場合、来年3月のEU離脱が「無秩序的」に行われる可能性も否定できない。

ジョンソン外相の辞任発表により、ポンド・ドルは急落

同外相が辞任を発表する前は、ポンド・ドルは1ポンド=1.3360ドル前後で取引されていたが、同外相の辞任発表によりポンド・ドルは約1セント下落し、グリニッジ標準時(GMT)9日午後2時30分の時点では、1ポンド=1.3255ドルで取引された。

また、ポンド売りの展開に、ユーロ・ポンドは上昇した。同日午後2時50分の時点で前日比0.35%上昇し、1ユーロ=0.8870ポンドの値をつけた。

(画像はBBC NEWSより)

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BBC NEWS
https://www.bbc.com/news/uk-politics-44770847

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