ビットコイン価格が年初来安値を記録 市場は回復を見せるか

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最終更新日 2018年6月29日

ビットコイン価格は、一時6000ドルを割り込む

英インデペンデント紙は6月25日、ビットコイン価格が24日に5826ドル(約64万円)の値をつけた件について報じた。

ビットコイン価格は、仮想通貨価格と時価総額に関する情報を提供するサイト「CoinMarketCap」によるもの。なお、ビットコインの価格は年初来安値を更新したという。

ビットコインの価格下落とともに、イーサリアムやビットコインキャッシュ、リップルはこの1週間で価格が10~20%下落した。なお、一時的に6000ドルを割り込んだビットコインの価格は徐々に上昇し、25日の時点では6000ドルを回復している。

仮想通貨価格が低迷している要因としては、先日、韓国の仮想通貨取引所Bithumbから3000万ドル(約33億円)が流出したことや、昨年末の仮想通貨価格の急騰が人為的操作によるものと報道されたことがあげられる。

そのほか、金融庁が仮想通貨取引所各社に対して業務改善命令を出したことも、仮想通貨の下落要因としてあげられる。

「市場の調整は価格の安定化と市場の成熟をもたらす」

しかしながら、オンライントレードをサポートする企業「イートロ」のアナリストは、過去数ヶ月にわたる市場の調整は、価格の安定化と仮想通貨市場の成熟化をもたらし、長期的に見た場合、仮想通貨とブロックチェーンの発展につながっていくとの見解を示した。

現在、ビットコイン価格は低迷している状況だが、ビットコイン価格は1年前と比較すると約1.5倍に、2年前の価格と比較すると10倍以上に上昇している。

(画像は写真ACより)

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