日本最大の銀行が独自の仮想通貨を試験

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最終更新日 2018年5月24日

2019年から顧客のうち最大10万人を対象に

ノルウェーのオスロを本拠地として仮想通貨関係のニュースを配信するCCNは5月22日、日本のMUFGコインの話題を取り上げた。

三菱UFJ銀行は日本最大の銀行で、これまで何年もの間仮想通貨の研究を行ってきた。NHKの報道によると、同銀行は顧客の最大10万人を対象として、2019年から大規模な試験を実施する予定だという。

三菱UFJ銀行は2兆6000億ドル以上の資産を持つ世界最大の銀行の1つであり、2015年にいち早く仮想通貨の開発計画を発表している。2016年初頭にはブロックチェーン技術によるコインを開発したことを公的に認めており、独自の仮想通貨を持つ世界初の大手銀行となる可能性がある。

口座保有者がMUFGコインを入手して利用

試験では同銀行の口座保有者が申請して日本円を1対1の割合でMUFGコインと交換する。交換はスマホのアプリででき、コインはコンビニやレストランでの支払い、他の試験参加者への送金などに使える。

MUFGコインの開発は、価値の変動など既存の仮想通貨の問題を克服し銀行サービスの手数料低減を実現するなど、利用価値の高い通貨を生み出すことを目指しており、同銀行が取引所を開設する噂もある。

銀行関係者によると、従業員による1年間の試験に成功した後、10万人規模の試験が実施されるという。

(画像はcommons.wikimedia.orgより)

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