最終更新日 2018年5月18日
イーサリアム指標
CNBCは5月15日、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が、月曜日に新たにイーサリアム暗号化先物取引を開始する意向であることを明らかにした。現在は指標に焦点を当てており、今年中の先物については計画していないと述べている。
ビットコインに続く暗号取引
CMEは2つのインデックス(指標)を公開。イーサリアム・基準レートとイーサリアム・リアルタイムのインデックスの2つだ。
英国のExchange Crypto Facilitiesによって計算され、KrakenとBitstampのトランザクションデータに基づき2つの主要な暗号化での交換が行われる。インデックスの構造はビットコインの先物に非常に似ているという。
実行には慎重さが必要
CMEは昨年12月中旬にビットコイン先物取引を開始。多くの業者が機関投資家を招いて価格の引き上げを助長した。しかし月曜日の取引では8,700ドル近く、12月の最高記録19,000ドルを大きく下回った。
イーサリアムの取引は73ドル近くで、今年初めより約45%下落しているという。しかし時価総額では2番目に大きな暗号取引だ。
2つのインデックスの監視は規制当局によって行われるが、商品先物取引委員会は取引の決定に慎重さが必要だとコメントしている。
(画像は写真ACより)
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