最終更新日 2018年4月2日
シカゴPMIは1年ぶりの低水準に
米シカゴ購買部協会は3月29日、3月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)を57.4と発表した。
2月は61.9で、前月より4.5ポイントの低下となった。市場予測は62.1で、市場予測よりも大きく下回った形だ。3月の同指数は、1年ぶりの低水準となる。
項目別に見ると、「雇用」は増加したものの、「新規受注」と「生産」が低下した。
エコノミストは、今月の指数の低下に対し、驚きを隠せない様子だ。しかしながら、指数が50を超えている場合、景気の拡大を示すこともあり、エコノミストは、今月の景気動向は堅調であるとして、市場への影響は限定的との見方を示した。
ミシガン大消費者信頼感指数 確報値は速報値より低下
シカゴPMIが先月よりも低下したほかにも、3月の米ミシガン大消費者信頼感指数の確報値が101.4で、速報値の102.0から下回ったこともあり、ドルは円に対して下落した。
日本時間3月30日未明の時点では、一時的に1ドル=106円20銭前後での取引が行われた。
一方で、ドルは、ユーロやポンドに対して上昇した。中でもポンドは3日連続でドルに対して下落し、1ポンド=1.4000ドルをうかがう水準となっている。
(画像はMarketWatchより)
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