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豪ドル相場はこんな展開にはるはずではなかった


米国の金利が上昇すればオーストラリアの輸出に有利

オーストラリアのメディアThe Sydney Morning Heraldは2月15日、安値の展開が続く米ドル相場に対する意見を掲載した。

米国では市場の予想より早く大幅に金利が上昇する気配が濃厚になっている。

米国の金利上昇に対してオーストラリアの金利は据え置かれることで、豪ドルが安値になりオーストラリアの輸出業者に有利に展開、多少の価格上昇を輸入することになるはずだった。ところが豪ドルは依然として強く、米ドル安値は変わっていない。

どうやらトランプ氏の経済政策に関して、為替市場は何らかの意見を表しているようだ。

減税措置で米国の債務増大、通貨リスクに反映

米国の減税政策は1兆ドルの赤字につながり通貨リスクに反映されるのみならず、米国政府は高利回りの債券でもっと借り入れなければならなくなる。債務は現在GDPの72%だが、これが109%に上昇するとの試算もある。

米国債の30年にわたる強気相場は終わり、米国とオーストラリアの国債の格差はついに崩壊した。

米国債の利率は上昇しているが、国債の資産価値は下がっている。米国債保持のリスクが高まり、国債保持者が一斉に売りに走る価格はいくらなのだろうか。

米国債はこれまで全ての金融市場の指標となっていた。そこで何かが起こるのを恐れる気持ちが、先週の株式市場波乱の根底にあるのだろう。

(画像はcommons.wikimedia.orgより)

▼外部リンク

The Sydney Morning Herald 記事原文
http://www.smh.com.au/

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