ダラス連銀製造業活動指数 12年ぶりの高水準に

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最終更新日 2018年1月31日

業績が改善していると感じる企業は約4割に

米・テキサス州、ルイジアナ州など、米南部を管轄するダラス連邦準備銀行は1月29日、1月のダラス連銀製造業活動指数を33.4と発表した。

12月の同指数は29.7で、前月を上回った。また、同指数は12年ぶりの高水準を記録した。

テキサス州の製造業展望調査に協力している製造業各社によると、1月の工業生産高は拡大傾向であるという。

調査によると、業績が改善していると回答した企業は39.0%、横ばいと回答した企業は55.4%だった。なお、業績が悪化したと回答した企業は5.6%にとどまった。

米国内の工業生産で重要な位置づけのテキサス州

ダラス連邦準備銀行が本店を置くテキサス州は、米国内の工業生産において重要な位置づけとなっている。

同州における主要な産業は、石油や石炭の採掘だが、コンピューターや電気製品の生産額も多い。工業生産額を州別に見ると、同州は全米2位で、カリフォルニア州に次ぐ額となる。

そのため、同指数は、為替相場において重要な指標となっている。30日午前の時点では、1ドル=108円90銭前後で取引されており、ドルの値動きは堅調だ。

(画像はダラス連邦準備銀行より)

▼外部リンク

ダラス連邦準備銀行(プレスリリース)
https://www.dallasfed.org/

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