リッチモンド連銀製造業指数が先月比で低下 1ドル=110円台前半に

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最終更新日 2018年1月25日

リッチモンド連銀製造業指数は、予測値も下回る形に

リッチモンド連邦準備銀行(以下、リッチモンド連銀)は1月23日、1月のリッチモンド連銀製造業指数を14と発表した。12月の同指数は20で、先月と比較すると下回ったほか、今月の予測値である19も下回った形だ。

同指数が下回った背景としては、雇用の指数と製造業出荷額の指数の落ち込みが大きい。

しかしながら、賃金の指数や納期の指数は上昇している。製造業各社は、今後数ヶ月で業績は回復に転じるとの見通しを立てている。

指数の大幅な低下により、円高ドル安傾向に

通常、同指数は為替に大きく影響しにくいものの、今月は、同指数が前月比で6ポイントのマイナスであったことから、為替相場にも影響をもたらした形だ。

ドルは円に対して下落し、1月23日の時点で、1ドル=110円30銭前後で取引されている。そのほか、為替相場の変動要因として注目されるのは、1月24日に日本で発表される12月の貿易統計だ。

日本の貿易収支は、11月は1134億円の黒字だったが、12月の貿易収支は5300億円の黒字との予測で、前月比で黒字幅が拡大するとみられている。

(画像はリッチモンド連邦準備銀行より)

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