フィリピンのRCBC、国内初のオンラインFX取引を開始

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最終更新日 2018年7月6日

FX取引プラットフォーム

Business Worldは7月5日、フィリピンの銀行がオンラインFX取引プラットフォームを開始したと報道。国内初で唯一のプラットフォーム、効率性と安全性に優れた通貨取引を可能にしていると銀行は主張しているという。

リサール・コマーシャル・バンキング

今回オンラインFX取引を実現したのは、RIZAL COMMERCIAL Banking Corp.(RCBC:リサール・コマーシャル・バンキング・コーポレーション)。現地では外貨取引を提供する初のプラットフォームだ。

米ドル、ユーロ、英ポンド、円、シンガポールドルなどの主要通貨を扱っており、RCBCの顧客はオンラインバンキングを通して2つの異なる口座に登録すれば、自宅や海外など、地域別に制限されることなく外貨取引が可能になる。

効率的で安全な取引を目指す

先月、RCBCはCurrency Mint Ltd.と協力してデジタルマネー「e-Piso」を開発し、より安全で効率的な支払い方法を提供。また日本の2銀行とも提携し、ブロックチェーン技術を使用した送金サービスを行う予定で、安価で迅速な手段を提供するとしている。

RCBCの第1四半期の純利益は11億ペソ、堅調なローン商品の伸びと不履行資産の減少により、前年同期の10億ペソを13.1%上回っている。同銀行の株式については、水曜日に28.60ペソ、1.21%の下落となった。

(画像は写真ACより)

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