インドネシア中央銀行、3回目のFXスワップオークションを実施

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最終更新日 2018年5月24日

BI、スワップオークション

U.S.Newsは5月22日、インドネシア中央銀行が3回目となる外国為替スワップオークションを行い、金利引き上げ後もルピアの流動性が確保されるとの見通しを明らかにしたと報じている。

ルピアに流動性を持たせながら流出阻止

ロイターの発表によると、インドネシア中央銀行(BI)は先週木曜日、7日間のリバースレポを25ベーシス・ポイント引き上げて、4.50%とし、ルピアと幹部資本流出を阻止。

前回行われたものよりも多く、ジャカルタ・インターバンク・オファーレートは、4.02500%から翌日には4.22528%に上昇した。

さらにより多くのFXスワップがあれば、ルピアの流動性が増すだろう予測されるが、現地のアナリストは、これはBIの政策の一つで債券の買い取りにあまり積極的ではないと見ている。

米ドルの圧力に対する措置を

ルピアは米ドルの上昇によりここ数週間圧力を受けてきた。通貨はBIの利上げにもかかわらず下落を続けており、2015年10月の米ドル安に対しても1,000ルピア14.195米ドルで取引されている。

先月、BI総裁は週1回の入札を週2回にすると発表。今月までBIは、主に1ヶ月・3ヶ月債券で27億ドル近くのスワップ取引を成立させている。今後も市場の状況に応じてFXスワップオークションの頻度を検討すると述べている。

(画像は写真ACより)

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