米新築一戸建て住宅販売件数 前月比で7.8%減 悪天候が影響か

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最終更新日 2018年2月28日

販売戸数は、昨年8月以来の低水準

米商務省は2月26日、1月の米新築一戸建て住宅販売件数を発表した。販売件数は59万3000戸で、前月比で7.8%下落した。なお、減少率は、季節調整済みで年率換算のもの。販売戸数は、昨年8月以来の低水準となる。

販売件数の市場予測は64万5000戸で、予測を大きく下回った形だ。

販売件数が減少した要因としては、北東部と南部の下落が大きい。北東部では前月比で33.3%減少、米国内において新築一戸建て住宅販売シェアの約半数を占める南部は、前月比で14.2%減少した。

一方で、中西部では前月比で15.4%上昇、西部では前月比で1.0%上昇した。

先月の新築一戸建て住宅販売件数は、天候に大きく左右された形だ。北東部と南部は悪天候に見舞われた影響で販売戸数が減少したが、中西部や西部は天候に恵まれたこともあり、販売戸数の上昇につながったとみられる。

米景気が堅調な流れで、ややドルが買われる展開に

米新築一戸建て住宅販売件数の減少は、ドル安要因となり得るものの、26日の相場は、米の景気が堅調に推移している流れを受け、ややドルが買われる傾向がみられた。

ドル・円は1ドル=107円00銭前後で取引され、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.2300ドルをやや下回る水準で取引された。

(画像はTHE WALL STREET JOURNALより)

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