最終更新日 2018年1月27日
「経済のみならず、あらゆる面で米は強くなっている」
スイスのダボスで開催されている世界経済フォーラム(ダボス会議)に出席したトランプ大統領は1月25日、米のニュース放送局CNBCの取材に対し、最終的にドルが強くなることを望むと発言した。
また、同大統領は、米国が経済的な面はもちろんのこと、あらゆる面において強くなっているとの考えを示した。
先日、ムニューチン財務長官は、ドル安を容認する発言をした。この発言に対し、ドルが値下がりする展開となった。
25日、世界主要通貨に対するドルの価格を指数化した「ドル指数」は、90を下回り、88.75となった。この数値は3年ぶりの低水準だ。
「為替は、国力に基づいたものであるべき」
同財務長官のドル安容認発言に対し、同大統領は、誤って解釈されたとの認識を示した。
さらに、同大統領は、為替について語るのは好きではないと述べた上で、為替は、国力に基づいたものであるべきとの考えを示した。
同財務長官の発言を受け、ドルは値下がりし、25日には1ドル=108円台で取引された。
しかしながら、同大統領の発言によりドルが買い戻される展開となった。26日午前の時点では、1ドル=109円台半ばでの取引が行われている。
(画像はTHE HILLより)
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