分散型仮想通貨BNT・Bancorが2,350万ドルのハッカー被害

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最終更新日 2018年7月14日

Bancor、ハッカー被害

CSOは7月11日、分散型仮想通貨BNT(Bancor:バンコール)が2,350万ドルのハッカー被害に遭ったと報道。Bancorは1,000万ドルのBNTを凍結したという。

被害総額は2,350万ドル

Bancorは、ユーザーのウォレットは損なわれなかったものの、スマートトークン契約をアップグレードするために使用される予備のウォレットが攻撃されたと発表した。

被害額は1250万ドル相当のイーサリアム(ETH)、100万ドル相当のプンディX、1,000万ドルのBTNの3つの仮想通貨を合わせて2,350万ドルに相当するという。

同社は損害を1,350万ドルまで軽減したが、現在BNTが分散されているかどうかの議論がなされているところだと付け加えている。

複雑なネットワークと構造

Bancorは分散型流動性ネットワークと呼ばれ、プロトコルはスマートトークン契約に価格を組み込んでいる。BNTプロトコルで発行されたコインはETHと交換される仕組みになっており、口座は別に保管される。

被害に遭った場合、BNTトークンは凍結する能力がある。ETHウォレットなど他の暗号通貨を凍結することはできないが、盗難に遭った資金を追跡し、解読を困難にするために数十回の暗号化交換を行うのだという。

同社ではすぐにBancor Networkを活性化させ、セキュリティと分散についての対応を行っていると述べている。

(画像は写真ACより)

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CSO
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