米国の好調な雇用統計にアジア市場が好感

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最終更新日 2018年3月13日

金曜日の朗報を受けて月曜日に株式が上昇

Nasdaqは3月12日、アジアの株式市場が金曜日に発表された好調な米国の雇用統計で月曜日に上昇という、通例のパターンで週明けした様子を報じた。

2月の米国の雇用データは、雇用者が約20万人増加するとの市場の一致した見込みを大幅に破り、31万3000人追加となった。失業率は依然として多年にわたる最低水準を維持している。唯一の懸念は賃金上昇が緩慢なことだけだ。

世界最大の市場における雇用者増加の報を受け、月曜日はアジアの株式市場が上昇、関税引き上げが懸念される日本や韓国の鉄鋼製造業株さえやや増進した。米ドルは日本円に対して金曜日に0.5%上昇し、週明けまで上昇分の大半を保持した。市場には全般的にリスク指向の回復が見られ、円に対する圧力となっている。

米ドル好調、金相場が後退、原油価格も軟調

週明けの月曜日にアジア経済に関する目立ったニュースはなく、ヨーロッパとアジアの市場ではこの傾向が続くものと思われる。

米ドルが上昇して金相場がやや下降した。原油価格は先週末に米国の掘削活動低下が報道された後一時上昇したが、再び後退した。

スイスの預金水準が上昇し米国債のオークションも近づいているが、どちらも多くの需要を集めるとは思われない。

市場の興味は火曜日に発表される、米国消費者指数(CPI)の発表に移った。

(画像はpixabay.comより)

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