最終更新日 2018年3月7日
前月に続き、指数は59ポイント台を維持
米サプライマネジメント協会(ISM)は3月5日、2月のISM非製造業景況感指数を59.5と発表した。前月より0.4ポイント低下した。
同指数が50を超えている場合、非製造業は好況と判断されるが、指数は50を大きく上回る状況が続く。
前月と比較して数値が大きく変化した項目は、雇用と新規受注だ。雇用は55.0で前月より6.6ポイント低下した。一方、新規受注は64.8で前月より2.1ポイント上昇した。新規受注の指数は2005年以来の高水準だ。
ISMは、17の業種のうち、16の業種において成長がみられたことを踏まえ、米経済には力強さがみられるとの見解を示した。
指数が市場予測を上回ったことから、ドル買いの展開に
同指数について、市場では59.0ポイント前後と予測していたが、同指数は市場予測を上回ったこともあり、円が売られ、ドルが買われている状況だ。
5日の時点では、1ドル=105円台半ばでの取引が行われていたが、日付が変わって6日になるとドル買いが進み、6日の未明には、1ドル=106円台前半で取引された。
一方で、ユーロ・ドルには大きな動きがみられず、1ユーロ=1.2320ドル前後で推移した。
(画像はCNBCより)
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