トランプ大統領 鉄鋼・アルミニウムに追加関税賦課へ

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最終更新日 2018年3月3日

追加関税の詳細は、来週発表の見通し

トランプ米大統領は3月1日、来週にも鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の追加関税を課す方針を示した。追加関税の詳細に関しては、来週に発表される見通しだ。

保護主義政策を掲げる同大統領は、鉄鋼やアルミニウムの輸入量が多い現状を踏まえ、米国の鉄鋼およびアルミニウムの産業が破壊されていると主張した。

今回の同大統領の発言により、米国と、米国に鉄鋼とアルミニウムを輸出している国々との間で、貿易摩擦が生じる可能性が懸念されている。

ドルは、カナダドルなどに対し上昇、円に対しては下落

同大統領が鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課すことを表明したことにより、ドルは、カナダドルとメキシコペソに対しては上昇したが、ユーロや円に対しては下落した。

メキシコペソは、ドルに対して0.29%下落して、1ドル=18.89ペソで、カナダドルは、ドルに対して0.39%下落して、1米ドル=1.29カナダドルで取引された。

また、ユーロはドルに対して0.11%値上がりし、1ユーロ=1.2206ドルとなった。

なお、ドル・円は、3月2日未明の時点では、1ドル=106円70銭前後だったが、同日午前には1ドル=106円台前半で取引されている。

同大統領の発言で株価が下落し、円が買われる状況となっている。

(画像はCNBCより)

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CNBC
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CNN
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REUTERS
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