市場では日本円が警告を発信している?

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最終更新日 2018年3月3日

まるで円が他の通貨を食い荒らしたかのよう

FXSTREETは3月1日、日本円が主要通貨の中で最も強い値動きで2月の最終日を終えたことをとりあげた。

過去2週間、市場は落ち着きを取り戻した。しかし米ドルと円の動きが何かを示しているのであれば、また波乱が起ころうとしているのかもしれない。水曜日に円が上昇したあとS&P500指数が30ポイント下落、2日連続して安値で終わっている。

テクニカル分析では、複数のパターンが破られた。GBPJPYが200日の移動平均値と2月の安値を下回った。EURJPYは急激に下降、昨年9月以来の安値となった。USDJPYとCADJPYも2月の安値を更新した。

市場は米国のコアPCE、1月分の発表に注目

2月最後の水曜日、ブレグジット交渉において北アイルランド(英国領)の国境問題が再燃し、ポンドが最も劣勢に回った。

豪ドルは民間の資本支出が第4四半期の実績、向こう1年間の計画の両方で予想を下回り、木曜日に入って全面的な安値になった。

市場の関心は木曜日に発表される米国のコアPCE(食費とエネルギーを除いた個人消費支出)に集まっているが、1月分は1.5%で変化なしと予想されている。

アジア・パシフィック方面では日本経済の行く末を示す設備投資、企業収益、日経の購買担当者景気指数、消費者態度指数、車両販売などの発表が続く。

(画像はpixabay.comより)

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