最終更新日 2018年1月20日
関連法案が下院を通過、上院でも承認の可能性が
FX関係のニュースを配信するAction Forexは1月18日、ブレグジット法案がイギリス下院を通過し、GBP/USDが主要なレジスタンスレベルを超えたことを取り上げた。
下院を324対295で通過したこの法案は、これから上院でも十分な支持を受ける可能性が高い。法案はブレグジットのスムースな移行のために、ヨーロッパの法律をイギリスの法律に取り入れることを目指している。
主要なレジスタンスレベルを超えた勢いが続く?
ブレグジット法案が1月17日に下院を通過したことで、1月18日にはポンド買いが活発に入り、主要なレジスタンスレベルだったGBP/USD1.3835を超えて、1.3942に達した。
米国では先週金曜日、1973年以来最低の失業率が発表されたが、中国を含めてドル建ての資産をグローバルに多様化する動きがある中、ドルのリバウンドを支える勢いは見られない。
ブレグジット以後の貿易の見通しが改善したことで、イギリスにおける投資と雇用が増えることが期待されるが、現時点でイギリス銀行は金利を引き上げる準備ができていないとの見方が優勢だ。
2月8日に予定されているイギリス銀行の会議では、現行の金利0.5%が維持され、次の動きは第4四半期になると予想されている。
(画像はpixabay.comより)
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