パキスタン国営銀行、FX会社に米ドル取引管理を要請

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最終更新日 2018年5月25日

マネー・ロンダリング防止の強化

GEO NEWSは5月23日、パキスタン国営銀行がマネー・ロンダリング防止の強化のため、500米ドル以上の取引に関してデータ管理を行うよう指示していることが明らかになった。デジタル通貨での投資などにも警告を与えている。

米ドル取引に関するデータ管理

パキスタン国営銀行(SBP)では、FX会社に対して500米ドル以上の取引を行っている人々の特定を行うよう要請しており、そのためのマニュアルもすでに改訂している。

そこには取引関係者の身分証明書またはパスポートのコピーを管理するように指示されており、データ取得や管理を怠った場合は厳しい措置が講じられるとしている。

デジタル通貨への警告

SBPは4月7日、国内での暗号化トランザクションは認可されていないことを改めて通知。あらゆるデジタル通貨などの取引に対して、その曖昧さから法的保護がないことを警告している。

同金融当局の関係事業者は、デジタル通貨での取引または投資に関して、大幅な変動価格、ハッキング、セキュリティ問題など、法的執行機関の対応も含め避けられる損出は出すべきではないとアドバイス。デジタル通貨を利用しないほうが賢明だと述べている。

(画像は写真ACより)

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