最終更新日 2025年2月8日
海外FX業者に便利に入出金できるBXONE
現在海外FX業者への入金・出金方法で注目のBXONE(BXワン)。仮想通貨だけでなく銀行からの入金が可能で入金手数料がかからないコストを抑えた入出金が可能となります。またeZpayカードを発行すればATMから出金が可能です。
ここではそんなBXONEの説明から登録方法から本人確認書類の提出方法メリット・デメリット、手数料や資金移動の所要時間に入出金の限度額、BXONE口座の開設方法を紹介いたします。
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目次
BXONEとは?
BXONEはサービスを開始した日時が不明の業者ではありますが、オンラインウォレットとして多数の業者が利用しているサービスです。複数の法定通貨に対応している点に加えて、仮想通貨を保有できるウォレットとして期待されています。
対応している法定通貨は以下の通りです。
・米ドル
・ユーロ
主力の通貨に対応しているため利用しやすくなっています。日本円が使えるウォレットという点は評価できます。海外FXで利用する際に必要な米ドルやユーロも利用可能で、多方面での利用に適しています。
また、仮想通貨は以下の8種類に対応しています。
・ビットコインキャッシュ
・イーサリアム
・リップル
・ライトコイン
・イオス
・テザー
・ダッシュ
メジャーな仮想通貨であるビットコインとイーサリアムに対応している他、ビットコインキャッシュやリップル、ライトコインと言った中堅クラスの仮想通貨も利用可能です。イオスやダッシュなど、マイナーな仮想通貨も利用可能ですが、購入できる取引所が日本に少ないこともあり機会は少ないでしょう。
これからのウォレットとして期待されている反面、手数料面での高騰という部分がやや影響している業者です。特に出金時に必要な手数料がかなり高くなっているため、利用する際は手数料を考慮して出金対応を依頼する必要があるでしょう。
BXONEの特徴
BXONEは以下の特徴があります。
・銀行から入金可能
・2段階認証あり
・アカウント種別なし
・通貨により入金方法に制限あり
これらの特徴を持っています。2段階認証など、セキュリティー面での安心感は非常に高い業者です。
ここからは、BXONEの特徴を詳しく説明します。
日本語に対応
BXONEは日本語サポートが用意されています。サポートの担当者に日本語がわかる人が在籍しており、問い合わせの内容は日本語で返信を受けられます。海外のサービスは英語がわからないと厳しい部分もありますが、BXONEはそのような心配はありません。
ただ、日本語対応は行われているものの、肝心のウォレットサービスは日本語対応が行われていないため、利用する際は英語の理解が必要となります。ある程度英語がわからないと、サービスを利用していくのは難しく感じるでしょう。
なお、一部のキャンペーンページは日本語表記が行われています。
2段階認証あり
BXONEは2段階認証を可能にしています。セキュリティの強化を図るため、本来では認証作業を1回で済ませるところ、2回目の認証を行って万全の状態を取っています。不便なポイントではあるものの、2段階認証が使えるようなら不正利用などの問題は解消されます。
ユーザーは2段階認証に関連する登録を事前に行い、BXONEへログインする際は2段階認証を実施します。ログイン時に2段階認証を行うことで、不正利用によるログインが事実上不可能となり、ウォレット内にある資金が勝手に失われる問題はありません。
他にもBXONEではコールドウォレットを採用することで、よりセキュリティを高められるようにしています。複数のセキュリティ対策が施されている点を含めると、安心して利用できるウォレットと判断していいでしょう。
アカウント種別なし
一部の入出金サービスでは、アカウントが複数用意されています。これは利便性を向上するために採用されていますが、どのアカウントを利用すればいいか分かりづらい点があります。これを解消しているのがBXONEです。
BXONEはアカウントが1つだけであり、口座種別も1つだけに制限されていますので、最初に登録したアカウントをそのまま利用すればいいのです。他のアカウントを作成しなければ何もできないという問題がありません。
一方で、BXONEはアカウントによる違いを採用していない点もあり、法人ユーザーが利用するのは難しくなっています。個人ユーザーが利用するのは特に問題ないことですが、法人ユーザーは別のサービスを利用したほうがいいでしょう。
通貨により入金方法に制限あり
入金方法の通貨によっては制限が存在する場合があります。
BXONEでは3つの入金方法に対応しています。
・銀行振込
・仮想通貨
クレジットカード入金に対応しているのはいいですが、クレジットカードは米ドルとユーロのみ対応しており、日本円の入金には対応していません。日本円に対応していない問題により、BXONEでクレジットカード入金を実施する機会は米ドル利用時のみとなります。
なお、仮想通貨の場合は仮想通貨取引所で購入したものをBXONEへ送金する方法が採用されています。事前に対応している仮想通貨を取引所で調達しておかないと何もできないため注意してください。
BXONE登録・開設方法
BXONEの公式ページに移動します。
「OpenAccount」をクリックします。
姓名、メールアドレス、パスワード(半角大文字小文字英数)を入力しキャプチャをクリックしてください。「Register」を選択してください。
入力したメールアドレスにアクティベーションメールを送ります。
以上でBXONE登録が完了となります。
KYCdocuments個人情報の登録
続いては出金を可能にするためにKYC本人確認書類の提出を行います。
登録時は一部しか個人情報は入力されていませんので必要な情報を追加します。「Personal Information」のEditを選択してください。
生年月日、住所、電話番号とパスポートナンバーを入力してください。
以上で個人情報の入力が完了です。
つづいて本人確認書類を提出します。
KYC本人証明書類のアップロード
証明書類をアップロードしなくても銀行送金により入金することはできますが、 証明書類をアップロードすることで出金が可能となります。
KYCdocumentsではパスポート、運転免許証、IDカードでの認証が可能です。
身分証の提出はアップロードかその場で撮影での提出が選択可能です。
モバイルで撮影し提出する場合はモバイルへリンクを送信するかQRコードを読み込んで提出ができます。
手元にファイルがある場合はそのままアップロードを行ってください。
続いて住所証明を提出します。
公共料金の証明書や銀行証明をアップロードしてください。
以上で証明書類の提出の完了です。
BXONEの入金方法
BXONEの入金方法は先ほど説明したとおり、クレジットカードと銀行振込、仮想通貨を送金する方法の3つです。クレジットカードはデビットカードも対応しています。
入金する際は、マイページへログインして「Deposit」をクリックします。
次に入金する通貨を決定します。仮想通貨の場合は対応している仮想通貨を選択してください。法定通貨を希望している場合は法定通貨に合わせてください。
次の画面に移動すると、入金先の銀行や金額を設定する画面が表示されます。
画像は日本円の場合となりますが、Amountの部分に必要な金額を記載、Your bank nameに銀行名を記入してください。Commentには記載する必要がありません。
この後に確認の画面が表示されますので、内容を確認してください。日本円の場合は振込先の銀行が表示されますので、記載されている振込先へ入金してください。翌営業日に日本円が反映されます。
仮想通貨の場合は送金用アドレスが表示されますので、表示されているアドレスやQRコードにアクセスして送金してください。送金完了後、BXONEが確認すると入金手続きが完了します。
なお、入金手数料は無料となりますので、入金時に手数料を取られる心配はありません。これはどの入金方法を利用しても適用されます。ただ、銀行振込を採用した場合、振込手数料は個人で負担しなければなりません。
BXONEへのBitCoin入金
BXONEへの入金はBitcoinで迅速に行えます。
入金する通貨「BTC」を選択してください。
表示されたアドレスへBitcoinの送付を行ってください。
必ず画面に表示された情報を元に正確に行ってください。
BXONEの出金方法
BXONEから出金する方法は以下の通りです。
・海外銀行送金
・仮想通貨
仮想通貨の場合は仮想通貨による出金方法以外採用できません。銀行の場合は通貨によって送金方法が変わります。
出金する際は「Withdrawal」をクリックしてください。
クリック後、保有している通貨の中から、出金するものを選択します。保有している通貨がなければ出金できない旨が記載されています。
次の画面で出金方法と出金する金額を入力します。出金方法はInput amountが銀行振込を指していますので、こちらを選択してください。なお、初回に限り銀行振込先の登録が必要となります。
最後に表示されている内容を確認し、問題なしと判断できれば出金手続きを依頼してください。振込の場合は手続完了までに多くの時間がかかりますのでしばらく待ってください。1週間以上経過しても対応していない場合、BXONEのサポートへ連絡しましょう。
なお、最低出金額の制限はありません。
BXONEの手数料
先程も紹介しましたが、入金時の手数料は発生しません。手数料は出金時のみ適用されますので、出金する際は手数料を考慮して対応してください。
出金時の手数料は以下の通りです。
銀行振込(日本円) | 出金額の1% |
銀行振込(米ドル) | |
銀行振込(ユーロ) | |
ビットコイン出金 | 出金額の0.01% |
イーサリアム出金 | 出金額の0.1% |
基本的な手数料は上記の数字となりますが、この数字は20万円以上の出金依頼を出しているユーザーに限って適用されるものです。20万円未満の出金依頼を出した場合、以下の手数料を請求されてしまいます。
日本円 | 2,000円 |
米ドル | 20ドル |
ユーロ | 15ユーロ |
ビットコイン | 0.001BTC |
イーサリアム | 0.01ETH |
20万円以下の場合、固定手数料として上記の手数料を請求されます。BXONEから1万円を出金する場合、手数料が1%であれば100円のところ、BXONEのルールによって2,000円を請求されてしまいます。これがBXONEの手数料が高いと言われる原因です。
仮想通貨で出金する際の手数料も含めて、基本的に20万円相当の出金手続きをしなければ手数料は多くなってしまいます。2,000円程度の手数料を固定で請求されるものと判断すると、BXONEは手数料では不利な業者と言えるでしょう。
BXONEからの銀行出金方法
出金手数料は出金額の1%となります。
左メニュー「withdraw」をクリックしてください。
出金する通貨の選択をしてください。
出金情報を入力します。
出金通貨、金額、Bank accountは以前に出金した場合登録情報になります。出金先の国、スイフトコード、銀行名、銀行住所、Branchコード、Branchネーム、アカウントタイプの選択、IBANの入力、口座名、住所を入力し「Continue」を選択します。
入力内容が表示されるので問題がなければ「Process」をクリックしてください。
以上で出金申請の完了です。
BXONE利用時の注意点
BXONE利用時の注意点は以下の通りです。
ここからは、BXONEの注意点を詳しく説明します。
BXONEはATMで出金可能か?
BXONEはプリペイドカード「eZpayカード」を利用すれば世界中のATMで出金が可能です。
BXONEに対応しているFX業者
現在BXONEに対応している海外FX業者は以下の通りです。
XM

XMは日本で最も利用者数が多い海外FX業者で、2009年に設立されました。セーシェル共和国で金融ライセンスを取得しており、出金拒否などの問題がほとんど報告されていない信頼できる業者です。顧客の資産は安全に分別管理され、最大1000倍のハイレバレッジ取引やゼロカットシステムを利用できます。NDD方式を採用しており、取引の透明性が高いことも特徴です。さらに、口座開設時に3000円がもらえるボーナスや入金額の2倍で取引できる入金ボーナスなど、豪華なボーナスを提供しています。海外FX業者で取引したい方はまずはXMから始めるのがおすすめです。
BIGBOSS
IGBOSSは2013年に設立された海外FX業者で、セントビンセント諸島の金融ライセンスを保有し、顧客の資産は分別管理されています。最大2222倍のレバレッジと追証なしのゼロカットシステムを採用しており、リスク管理に配慮したトレーディングが可能です。ロスカット水準は20%と設定されています。
入出金方法の豊富さもBIGBOSSの大きな特徴で、クレジットカード(Visa, Master)、国内銀行送金(三井住友銀行)、海外銀行送金、ビットコイン入金、BXONEに対応しています。これにより、利用者は自身に合った方法で容易に資金の移動が行えます。取引可能な最小ロットサイズが1000通貨からとなっており、FX初心者でも少額から取引を始めやすい環境が提供されています。
日本語でのサポート体制も充実しており、平日10時から18時までチャットサービスが利用可能、またメールサポートは平日24時間体制で提供されています。これにより、日本の投資家は言語の壁なくスムーズにサポートを受けることができます。
さらに、仮想通貨FXの取り扱いもあり、休日でも取引が可能です。これにより、トレーダーはより柔軟に市場に参加することができるようになります。BIGBOSSは、その高いレバレッジ、豊富な入出金方法、初心者にも優しい取引環境、充実した日本語サポート、そして仮想通貨FX取引の可能性という特徴を持つ、多くのトレーダーにとって魅力的な海外FX業者です。
現在採用されている業者は非常に少数で、代表的とされるXM以外ではBigBossのみ対応しています。それ以外の業者では他のウォレットサービスを優先している関係で、BXONEへの対応は実施されていません。
今後bitwalletが利用できなくなった業者でBXONEが採用される可能性もあります。優秀なサービスであるbitwalletが使えなくなってしまった場合、他の業者への切り替えを検討する業者が増えるのは間違いありません。その時にBXONEが広まるチャンスは十分あります。
BXONEまとめ
BXONEはこれから伸びてくるサービスと言えます。仮想通貨による入出金を可能にしているのは大きなメリットで、日本の銀行も現時点で入出金先として選べるのがいいところです。今後は規制が強まるのか、それともこのままの状態で海外FXへ広まっていくのか注目されるサービスです。