最終更新日 2018年1月24日
米政府機関閉鎖の影響で米ドル需要が鈍る
為替市場のニュースを世界に配信するInvesting.comは1月22日、週明けに米ドルがカナダドルに対して下落したことを取り上げた。
カナダ統計局の月曜日の発表によると、2017年11月の卸売売上高は期待された1.0%増に届かず、0.7%増に留まった。10月の卸売売上高は1.5%増が1.6%増に上方修正された。
こうしたカナダ経済の低調なデータにもかかわらず、米政府閉鎖の影響で米ドル需要の勢いが鈍り、米ドルは月曜日、カナダドルに対して下落した。米国東海岸時間9時30分に、米ドル0.29%減の1.2457となった。
金曜日の閉鎖から3日目、日曜晩も合意に達せず
米ドルは依然、政府閉鎖の影響から抜けられず弱いままで閉鎖の3日目を迎えた。上院では日曜日の晩も合意に失敗し、2月8日までの一時的な支出法案に対して、月曜日の正午に投票を行う。
今回の閉鎖は、16日間の閉鎖を経験した2013年以来初めてとなった。行き詰まりの解消には移民政策に関する合意が不可欠であると見られ、妥協策を目指した努力が議員によって続けられている。
カナダドルはユーロに対して上昇、0.10%増の1.5256となった。
(画像はpexels.comより)
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Investing記事原文
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