最終更新日 2018年1月18日
ポンド・ユーロ(GBP / EUR)
Currency Newsは1月16日、ドイツの政治不安がユーロの為替レートを制限していると報道。大きな動きはないものの、ユーロ圏のインフレ率は目標2%に届かないばかりか下回る傾向にある。
ドイツ政情の不安定がユーロに影響
ユーロは、ドイツの大連立政権への懸念や消費者物価指数の読みに市場が反応したため、ポンドに対して低下を示している。
ドイツ連邦統計局によると、現地のインフレ率は2017年12月で1.7%、昨年同期の1.8%から低下している。秋にはエネルギー価格は緩和されたものの、食料品・サービス価格が高騰した。
水曜日、ユーロ圏のインフレ指標における市場見通しは、1.5%から1.4%に下落すると予想される。EBCの目標2%からは大幅に下回っており、ユーロはさらに悪化する方向だ。
欧州中央銀行(ECB)の厳しい金融政策措置も影響している。もし金融政策に変更があれば、早くて3月に発表があるとの情報もある。
ポンドはわずかな変化
英国では12月のインフレ率が3%と予想通りだが、コア指数が2.6%という予想を下回り2.5%となった。2018年の金利引き上げを期待するも消費者物価指数が低下し、わずかに不安定な状況を見せている。
だがEBCは長期的な金利引き上げを行う可能性があり、対ユーロとの成長が見込まれるとしている。
(画像は写真ACより)
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